旭山動物園の魅力
旭山動物園の最大の魅力は、やはり『行動展示』と言えます。
日本の動物園で一般的に取られている『形態展示』は「オリの中の動物の姿を見せること」が主体です。
それに対し『行動展示』は、「動物の行動や生活を見せる」展示形式であり、ありのままの行動や思いがけない行動を楽しむことが出来ます。
ただ、旭山動物園も初めから『行動展示』を行っていたわけではありません。
以前は、現在のように大人気の動物園というわけではなく、1984年の60万人弱をピークに入場者数が減り続けていました。
さらに、1994年にニシローランドゴリラ・ワオキツネザルがエキノコックス症で死亡という事件によって入場者数減少に拍車がかかり、その状況を打破するために1996年に『行動展示』に着手したそうです。
1997年に「ととりの村」が完成したのを皮切りに、「もうじゅう館」「さる山」「ぺんぎん館」「オランウータン舎」「ほっきょくぐま館」「くもざる・かぴばら館」と、次々と新施設をオープンし、そのたびに人気を高めてきました。
また、冬季に行われる「ペンギン行進」やエサをあげる「モグモグタイム」も大好評。掲示板に掲載されている時間になると、「モグモグタイム」が行われる施設は人が大勢集まり、エサを食べる姿に大きな歓声が上がります。
イベントに群がり、動物の一挙一動に歓声を上げる人達を一歩離れた場所から見るのも、『人間の行動展示』として楽しむことが出来るのではないでしょうか。
旭日山動物園へ行くなら
やはり夏休み・冬休みは大勢の人(特に家族連れ)が集まるため、大混雑となります。
出来ればレイトサマーなどを利用して行きたいところですが、小学生などのお子様がいると難しいかも知れませんね。
その場合は、「モグモグタイムの逆を行く」が基本となります。
どうしても「モグモグタイム」が見たいなら話は別ですが、どこかで「モグモグタイム」が行われていると、その他の施設は比較的空いています。
その時間を利用して人気の「あざらし館」「ほっきょくぐま館」などを回ると良いでしょう。
また、JTBや日本旅行などのツアー客は、滞在時間が2~3時間と短い場合が多く、大体13~15時くらいが混雑のピークとなります。
ツアー客はバスの発車時間にはいなくなりますので、ちょうどその時間が狙い目となります。
逆に、旅行会社のツアーで旭日山動物園に行く場合、あっという間に時間になってしまいますので、何を見たいのか事前に絞っておいた方がよいかも知れません。
時間が短いとは言え、ゆっくり園内を見て回るのが動物園の醍醐味だと思いますので、焦らずゆっくり楽しんで頂ければと思います。
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